三田屋本店―やすらぎの郷―では、レストランステージに常設の97鍵の超大型グランドピアノ・オーストリアの名器「ベーゼンドルファー モデル290インペリアル」に焦点をあて、国内外で活躍の音楽家による特別演奏を開催いたします。
テーマは
「ベーゼンドルファー モデル290インペリアル」
「能など和と洋の融合空間」
そして「演奏者自身の個性」
名器ピアノを名演奏でお楽しみください。
演奏曲
ベーゼンドルファーで巡る、ウィーンから東洋まで
モーツァルト:ロンド ニ長調 K.485
ドビュッシー:月の光 亜麻色の髪の乙女 他
屋野晴香 Haruka YANO
兵庫県立西宮高等学校音楽科ピアノ専攻卒業。東京芸術大学音楽学部楽理科卒業後、ウィーン国立音楽大学ピアノ・室内楽科に入学。同大学を学部・大学院ともに満場一致の首席で修了、修士号を取得。その後もポストグラデュエイト課程で研鑽を積むと同時に、ウィーン大学修士課程にて音楽学を専攻。音楽研究への多角的アプローチに積極的に取り組む。
“Youth Academy Award” 国際コンクール(イタリア)ピアノソロ部門 第3位、”Don Vincenzo Vitti” 国際コンクール(イタリア)室内楽部門にてヴァイオリンとのデュオで優勝。”Euterpe”国際コンクールソロピアノ部門 第2位。”Andrea Baldi国際コンクール”第1位等、ソロ及び室内楽で国際コンクールに多数優勝・入賞を重ねる。
2015年ウィーン楽友協会主催公演に招聘され、同ホールにてリサイタルデビュー。Circolo della Musica Bologna(イタリア・ボローニャ)、Gesellschaft fuer Musiktheater Wien(ウィーン)、ウィーン・ヤマハホール等でリサイタルを開催。
室内楽では、Dora Schwarzberg、Rudolf Leopold各氏、Artis Quartettメンバー等、世界的奏者とも共演しヨーロッパ各地で演奏活動を行う。また在学中に結成した”Trio Prisma Vienna”のピアニストとしても活動。ウィーン国立音楽大学主催コンサートシリーズ”Klang Pause”に推薦を受け出演。さらに作曲家ハイドンの最後の住居”Haydnhaus”でのリサイタルシリーズ”Junge Talente”(ウィーン市文化局Basis.Kultur.Wien及びウィーン市美術館博物館局Wien Museum共同主催)に出演。ECMAヨーロピアン室内楽アカデミーオーディションに合格。オーストリア・Grafeneggでのセッションに参加し、Best of ECMA Ensemblesに選出され演奏会に出演。ドイツにてEuregio Musik Festivalに出演。オーストリア国営放送ORFにラジオ出演。
これまでに、ピアノを植田定和、岡田敦子、片岡みどり、Avedis Kouyoumdjian、Paul Gulda、室内楽をTheresa Leopold、Johannes Meissl Gottlieb Johannes Pokorny、器楽伴奏法をHerbert Ruedisser、ドイツ歌曲伴奏法をDavid Lutzの各氏に師事。
2017年帰国後、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)ステップアドバイザーに就任。全国を回り後進の指導にあたる他、同協会『ピアノ曲事典』・『邦人作曲家事典』編纂に携わる。
2018年度あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールのエヴォリューション・シリーズに選出され、2018年6月、同ホールにてソロリサイタルを開催。また2019年3月にスタインウェイ&サンズ神戸主催マンスリーリサイタルシリーズに招聘され、ソロリサイタルを開催。同年4月、セレーノミュージックレーベルより、初のソロアルバム『SOUVENIR』(スーヴニール)を発売。