今月は当店能舞台「有馬能楽堂」で、10月14日(日)・21日(日)と二週連続で能楽を上演いたします。
10月14日(日)は、以前より予定いたしておりました、京都観世流の名門・片山九郎右衛門氏による世阿弥の秋の名作《井筒》を上演。
そして、10月21日(日)の公演は、9月に予定しておりました能公演が、台風24号の影響により中止となったことを受けての追加公演となっており、能屈指の人気曲《葵上》を、人間国宝・大槻文藏氏のシテ(主演)で上演することとなりました。
屈折を抱えた貴婦人・六条御息所の心中を、人間国宝の至芸がどう描き出すのか。この機会にぜひともご覧くださいませ。
※写真は昨年の能公演の様子です。